橘 新田の家づくり#1 屋 敷造り〜材木会社見学             Lilux 天然塾

 
03_1117_屋敷用に購入のみかん畑・現況 
前 は町道で用水路を挟んで水田
山に挟まれ、潮風と台風は弱まる
町 道は3m巾で集落専用である。
外からの車が多く行き交う。   
こ れより奥に、うちを含め8軒。
2km先が冨田坂・安居辻松峠

 元はミカン山だったのだが、耕作を止めて10数年経過し、購 入時は山 林状態。ここまであらけるのに随分手数を要した。樫の木や、枇杷の大きなのが2本は無条件に切り倒したし、嘗て竿に使った覚えのある竹が密生していたので 難儀をさせられた。 
  屋敷に使う場所 を検討するために、設計士と建設会社の専務に見てもらった。大雨の時には水が道路にも溢れるので、最低でも隣家の屋敷より高くなるように土を入れね ば・・。
 まだ当分は、竹や木切れなどを片付けなければならないのだ。

03_1222_屋 敷部分の擁壁 &  土入れ 

 畑の片付けも大体済み、建設会社に
よる屋敷用の土入れも順調にきている。
道路側の擁壁の型枠ができたら、なんと
なく屋敷らしい雰囲気がでてきた。

 道路との間は、20cm程空けて
擁壁を
立ち上げることとした。
 西側に裏山が回り込んでおり、ご覧の
ように西日が翳るので夏は過ごし易そう

  水回りが心配、隣家より10cm程高くし
家の部分はさらに10cm盛り上げる。
  まだコンクリー ト擁壁のイメージが湧い
てこない。違和感がなければ良いが
この板の間に コンクリートが入れられ、

擁壁となるのだとか・・

コンクリートの厚みは20cmである。

屋敷に持ち込んだ 土は赤土で無く不満。
前の田んぼの黒いエリアは、ミカン畑を
あらけた際の木や竹を焼いた跡。

土が入りだして屋敷らしい雰囲気が出てきた。本当は地山の赤土が良いそうだが、山を削るような工事がないようだ。           
 設計士と専務は屋敷のだいたいのイメージが出来ているようだが、施主側は、まだ先のことは想像もできない。設計士からは生活スタイルをまとめて頂戴、そ れから家のコンセプトをまとめるようにと言われている。        
 いずれにしろ、屋敷がどれだけとれるか?

 
04_0110_道 路側 の庸壁完成 & 仮土均(なら)

 思えば永い道程だっ た。

 元はミカン畑だったのだが、耕作を放棄
して10数年が経過し、山に近い藪状態で
あらけるのに難儀をさせられた。

 (会話風に脚色してみましょう。)
   出演:中村設計士、谷地専務、施主夫婦
こっちは土が 黒いやろ!崩れるの
怖 いから、あまり削 れんで・・・     
ほいでも、も うちょっと無いと土間が
窮屈やし、車の置き場はどないしょ?
山 はええんや けど、前の杉林が
ほったらかしで、ちょっと困るな
道路との間は まあまあ確保したが
庭の面積がちょっと足らんよな〜
斜面もちょっ と勾配きつーて怖いけど、
眺められな面白ないわな。削ったろ!
専務!なんと か成りそうやな。 
う ん、わいらは何と でもするけど
わい、もひと つホッコリせんね!
キリキリで窮屈に感じるんねん。
ここらは、水の溜まってた辺りかな?              
大 丈夫、十分固めて るて       
う ち、あの畑 で野菜作れるかな
こ こがやっぱりポイン トや な。   
専務、なんとかしょ〜ら!     
む・・ む・・ む・・・・・      
そがいに難しいか?ごそっといこら!
あの左側上の石 垣が怖いんやてよ・・
右側は地山やさか、心配ないな!
ほ いでもあんまりは 削れんよ!  
 大丈夫やて、止めの木も植えるし・・
よっしゃ、専 務、この角をどん
だけ削れるか詰めてくれる?
車置くスペース欲しいんやで!
 やれ言われたらなんで もするで〜 


04_0131_上 富田 町・伸栄木材を担当設計士と見 

  熊野一帯は紀州材の産地として栄えた
 ものだったが、今では山の手入れもまま
 ならなくなってしまっている。そんな中で
 製材所も少なくなってしまったが、ここは
 良材を扱うことで定評があるとか。
  我が家の構造材用の材木が入荷した
 との連絡で、担当設計士と3人で見学。
  これは自動皮剥き機、多少荒っぽいが
 見る見るうちに剥がされるのは壮観だ。
  どこかの家の注文セットであろうか?
 最近の柱は、3〜3.5寸が殆どだとか。
  同じ山から切り出した杉丸太の山積み。
 赤みがきれいで、年輪が丸過ぎる?
 自動皮剥 き機の最終工程。中段の丸太
 が宙に浮いているのが面白い・・
 この一山は太さ が揃い過ぎや!
 赤みの色も艶っぽいんじゃない?
 なんとなく荒々 しさを感じる2本。
 谷底の水の多いとこで育ったのかな?
 こいら太いの、 赤みがないじゃん!
 社長に聞いたら、土の関係だとか。
 この数字は何 じゃろか?
 この2台は、生 に近い材木の乾燥機。
 均等に乾燥させるには熟練を要すとか。
 30mm厚板の 乾燥が済んだもの。
 高温で処理するので黒ずんでいる。
 間伐で処理され たのでしょうか?
 若い木は弱々しくも痛々しくも・・
 兵生といえ ば果無山脈に近いとこか?
 素性は良さそうだが、年数が欲しい・・
 これは、土台に 使うヒノキ材でしょうか?
 間伐材でもそれなりの役にたつ・・。
 お母ちゃん、家 の木はどこにあるんやろ。
 うち
工場って怖いねん、ちょっと待ってよ。

  この伸栄木材さんは、中井建設さんとの関係でお世話になったのですが、南紀一帯だけでなく、関東方面にも紀州材を供給しているそうです。最近は杉の厚板 30mmものの注文がおおいそうです。
 社長や専務を始め皆さんには大変お世話になり、我が家用の木を切り出している現場を紹介してもらったりテーブルと勉強机用の杉の厚板を融通してもらった り、もちろん使用する木材全体にも配慮して戴きました。